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でも、どうでもよくないのが本当。
どうでもいいといいながらも、
腹がすけば何か食べるし、排尿排便催せばトイレにもいく。風呂にも入るし、メールが来れば返事を送る。時間になれば学校に行くし、バイトにも行く。
その時点で私は私をどうでもいいとは思っていない。
あたしが自分の心の状態について告白をしたとき、あの人はあたしに帰っておいでっていいました。
あたしは「やっぱり」って思いました。
言うと思っていました。
あの人は、あたしにはどうしようもないくらい甘いから。
あたしは首を横に振って、その旨をつたえました。
でも、一瞬心が揺らぎました。
周囲の言葉には耳を塞いで、
蔑みの視線には背を向けて、
ちっぽけなプライドなんか捨ててしまって、
帰ってしまおうか?
でも、無理でした。
そんなこと言えるわけがない。
あたしは、奨学金で今の学校に通っています。
母だけではなく、叔父や祖父の援助もあって、今の環境があります。
なのに。
そんなの、できるわけがない。
そんなのあまりに身勝手だ。
そんなことをしてしまったら、きっとあたしはあたしを許すことができなくなる。
それこそ、自分で自分にとどめを刺すようなものだ。
帰りたいって言ってしまいたかった。
ここには沢山友達がいるけれど、本当の意味での友達なんて一人もいないから。
ここには私を知っている人が大勢いるけれど、本当の意味での私を知っている人はいないから。
でもそれは裏を返せば、あたし自身が自分を見せていないせいでもあるんだ。
わかっている。
わかっているからこそ、腹立たしい。
臆病で、そのくせプライドが高くて身動きの取れない自分に腹が立つ。
ねぇ母さん。
怒ってくれてよかったんだよ。
なにやってるんだって。
甘ったれるなって。
怒ってくれてよかったんだよ。
この左腕を見たら、あの人は泣くだろうか。
泣くだろう。
きっと泣くだろう。
切り過ぎて変色したこの醜い左腕を、
切り過ぎて皮膚が一部硬くなった歪な左腕を、
見たらきっと、泣くのだろう。
親不孝者
今住んでいるところから4駅くらい離れたところの心療内科に通っている。
通い始めたのは先月頭。
本当は今までに行く機会はいくらでもあった。
行かなかったのは怖かったから。
子どもじみた理由です。
頭では、別に病院に行くのはおかしなことなんかじゃないってわかっているつもりでも、病院に行って、病名を知るのが怖かった。
自分の状態が普通じゃないって改めて知ることになるんじゃないかと思った。
でも、言い訳。
単純に、怖かった。
きっと、それだけでした。
でも、そんなことしていても事態は悪化するだけだった。
それも、少し考えればわかることだった。
でもあたしは放置しました。
一時的な気分の落ち込みだから、病院に行く必要なんか無いって、無理矢理思っていたかもしれません。
夜眠れなくて、週に3~4日ろくに眠れない日が続いて、
学校は行っていたけれど少し休みがちになって、
バイトは休んだら他の人に迷惑掛かるから行かなくちゃならなくて、
だからどんなに嫌でもお客さんには愛想よくしなくちゃならなくて、
頭の中では虫が飛んでるみたいな厭な音、
そうした中で、学校の授業を一つ落として、ようやく危機感を持ちました。
自分がおかしいなって思い始めたのは去年の夏。
遅すぎたと思います。
でも、まだ少し時間はあります。
そのせいで自分が辛いのは自業自得だから仕方が無いです。
だから、ずっと自分の精神状態については伏せていたけど、たった一人の家族である母に打ち明けました。
それから、心療内科に行き始めました。
心療内科は自分に合う合わないがあるから、道のりは長いと思います。
今、あたしの状態は良くなっているとは思いません。
そうゆうことだってあると思います。
でも、何もしないよりはいいとも思います。
だから、また一歩また一歩歩こうと思います。
少しでも状況を良くしていこうって歩いていこうと思っています。
思うだけでなく、行動で示していきたいです。
明日が来ないなんてこと、あるわけないのに、
明日なんて来なければと願うその幼稚さには吐き気がする。
何度こんな夜を過ごしただろう。
ぼんやりと虚空に視線を彷徨わせるだけの夜。
何度こんな夜を過ごしただろう。
あと何度、こんな夜を過ごすだろう。
あと、何度。